
「古い外付けHDDが何台か溜まっている」「バックアップ用に使っていたHDDをそろそろ処分したい」——使わなくなった外付けHDDの処分は、内蔵HDD以上にデータ消去が重要です。
外付けHDDは、バックアップ用途で大量のデータ(写真・動画・書類・業務データ)を保存することが多く、機密性の高いデータの宝庫。適切な処分をしないと、深刻な情報漏洩につながります。
外付けHDDは通常、内蔵HDD/SSDよりも大容量で、長期間のバックアップデータが保存されています:過去5〜10年の写真・動画、業務データ(顧客情報・契約書・財務データ)、個人的なドキュメント・メール、ソフトウェアのインストールメディア、古いPCから抜き出したHDD。容量が大きい分、漏洩時の被害も大きい。
「バックアップだから」と暗号化していない外付けHDDは多い。そのまま捨てれば、丸ごとデータが読み出せる状態。USBメモリ・SDカードも同じカテゴリ。小型でも大量のデータを保持しているため、処分時には注意が必要。
必要なデータを別の外付けHDD・クラウドストレージ等にバックアップ。
Windows:「コンピュータ」→ 外付けHDDを右クリック → フォーマット(クイックフォーマット解除=通常フォーマット)。データ消去ソフト(DBAN、DiskWipe、CCleaner Drive Wiper)で全領域上書き。Mac:ディスクユーティリティ → 外付けHDDを選択 → 「消去」→ セキュリティオプションで「最高のセキュリティ」を選択(7回上書き)。
外付けHDDが暗号化機能付き(BitLocker To Go、FileVault、内蔵ハードウェア暗号化)の場合、暗号化キーを破棄するだけで実質的な完全消去。
動かないHDD、機密情報を扱っていたHDD、完全消去の確証が欲しい場合は物理破壊が確実。DIY(ハンマー・ドリル)は怪我のリスク・破片飛散のため、専門業者への依頼を推奨。
ポータブルHDD・USBメモリ等の小型機器は、自治体の回収ボックスに投入可能。神戸市・明石市でも対応。据え置き型大型HDDは入らないことが多い、NAS(複数HDD搭載機)は対象外、データ消去は自己責任。
一部メーカー(Buffalo・I-O DATA等)は自社製品の回収サービスを提供。有料の場合が多い、申込から回収まで時間がかかる、データ消去は自己責任。
ヤマダ電機・エディオン等の店頭にも小型家電回収ボックスがあります。
外付けHDD、USBメモリ、SDカード、NAS、すべて無料で回収。データ消去まで対応するのが大きなメリット。
パソコン本体と一緒に処分する場合、外付けHDDも同時に出すと効率的。
対応機器:外付けHDD(据え置き・ポータブル)、外付けSSD、USBメモリ、SDカード・microSDカード、NAS(家庭用・小規模オフィス用)、HDDケース・外付けケース。データ消去対応:ソフトウェア消去(無料)、物理破壊(4,000円/台)、物理破壊+立会い(5,000円/台〜)、データ消去証明書(1,000円/枚)。故障HDDも対応:認識しないHDD、異音がするHDD、起動しないNAS。これらすべて、当社の専用機材で物理破壊します。1点からでも対応。
NAS(複数HDD搭載のストレージ機器)の処分は、特に注意が必要。複数HDD(RAID構成)、大容量データ、設定情報も別途保存、法人で使用されているケース多い。処分の手順:データのバックアップ → RAIDの解除 → データ消去(各HDDごとに実施 or NAS本体機能で全消去)→ NAS本体のリセット → 物理破壊(推奨)。法人NASの処分は機密度が高いため物理破壊推奨。
外付けHDDは大量のバックアップデータを保存している分、情報漏洩時の被害が大きい機器です。データ消去は必須(自分で or 業者で)、機密データなら物理破壊、NASは特に厳重に、証明書取得で証跡を残す、古物商許可業者を利用。「バックアップ用だから」と気軽に捨てない。あなたの過去のデータを守るために、適切な処分を心がけましょう。
この記事の著者
芦原 陽右BULLCOM 代表
兵庫県公安委員会許可 第631500200039号。神戸・明石でパソコン・IT機器の無料回収・データ消去サービスを提供。 2002年創業のITコンサルティング会社を運営し、個人から法人まで年間多数の機器を適正処理。
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