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外付けHDD・SSDを無料で処分する方法|復元されない捨て方
機器別処分方法2026年10月22日by BULLCOM編集部

外付けHDD・SSDを無料で処分する方法|復元されない捨て方

パソコン本体は処分できても、外付けHDDやSSDが手元に残っている——よくあるケースです。

これらは中身がまるごとデータの塊です。パソコン以上に、写真・書類・バックアップが集中していることも珍しくありません。扱いを間違えると、そのまま情報漏洩につながります。

この記事では、安全かつ無料で処分する方法を、自分で壊す場合の注意点も含めて解説します。

外付けHDD・SSDはゴミに出せる?

PCリサイクル法の対象外

意外に思われるかもしれませんが、外付けHDD・SSDはPCリサイクル法の対象外です。パソコン本体とディスプレイのみが対象のためです。

したがって、自治体のごみとして出せる場合があります(分別区分は自治体ごとに異なります。小型金属、燃えないごみなど)。

小型家電回収ボックスに入るサイズであれば、投入できる自治体もあります。

でも、そのまま捨てるのは危険

問題はデータです。

外付けHDDは、まさにデータを保存するための機器です。「消したつもり」でも、記録面にはデータが残っています。ゴミ捨て場から拾われて中身を読み出される、というリスクは現実にあります。

必ずデータを消去してから処分してください。

HDDとSSDでは対処法が違う

この違いを知らないまま処理すると、消したつもりで消えていないことがあります。

項目

HDD

SSD

記録方式

磁気(円盤に記録)

半導体(チップに記録)

上書き消去

有効

効きにくい場合がある

物理破壊の対象

プラッタ(円盤)

記録チップ

見分け方

動作時に回転音がする/重い

無音/軽い

SSDで上書きが効きにくい理由

SSDにはウェアレベリングという、書き込み先を自動で分散させる仕組みがあります。特定の場所ばかり使うと劣化するためです。

このため「この領域を上書きしろ」と指示しても、実際には別の場所に書き込まれることがあり、元のデータが残る可能性があります。

また、OSからは見えない予備領域にデータが残ることもあります。

SSDは、上書きより物理破壊または専用コマンド(Secure Erase)が確実です。

SSDのデータ消去は難しい?HDDとの違い、上書き消去とは?NIST・DoD方式の違いで詳しく解説しています。

処分方法1:自分で消去する

ソフトで消去する(HDD向け)

専用の消去ソフトを使って、記録領域全体を上書きします。

メリット:費用が抑えられる。ドライブを再利用できる。デメリット:時間がかかる(1TBで数時間〜)。証明書は出ない。SSDには効きにくい。

物理的に壊す

工具で破壊する方法です。

HDDの場合1. ケースを開け、中のドライブを取り出す2. 金属製のカバーを外し、円盤(プラッタ)を露出させる3. プラッタにドリルで複数の穴を開ける、またはハンマーで割る

SSDの場合1. ケースを開け、基板を取り出す2. 黒い四角のチップ(NANDフラッシュ)を特定する3. チップをドリル・ペンチ・ハンマーで破壊する

自分で壊すときの注意点

⚠️ ケガに注意してください

  • ガラス製プラッタのHDDは、割れると鋭利な破片が飛びます。保護メガネと手袋を着用してください
  • 基板の端は鋭利です
  • 強力な磁石が入っており、指を挟むと危険です

⚠️ 「基板を割っただけ」では消えていません

外側のケースや制御基板を壊しても、記録媒体そのものが無事ならデータは残ります。必ず記録部分(プラッタ/チップ)を破壊してください。

⚠️ 証明書は残りません

会社の機器で監査対応が必要な場合、自分で壊しても記録として使えません。

処分方法2:無料回収業者に依頼する

IT機器の回収業者に任せる方法です。

メリット- 無料で回収できることが多い- データ消去も対応(物理破壊を含む)- 証明書の発行が可能- 故障品・認識しないドライブもOK- パソコンや周辺機器とまとめて処分できる- ケガのリスクがない

デメリット:業者による水準差がある

「確実に消したいが、自分で壊すのは不安」という方には、この方法が最も安全です。

処分方法3:自治体のごみとして出す

データ消去が確実にできている前提であれば、自治体の分別ルールに従って処分できます。

  • 小型金属、燃えないごみなど(自治体により異なる)
  • 小型家電回収ボックスに入るサイズなら投入可能な場合も

神戸市・明石市など、お住まいの自治体の分別区分をご確認ください。

証明書が必要になるケース

以下に当てはまる場合は、業者に依頼して証明書を取得してください。

  • 会社の機器(情報セキュリティ監査、Pマーク・ISMS運用)
  • 顧客情報を保存していたドライブ
  • サーバーやNASから取り外したドライブ
  • 固定資産として計上していた機器

自分で壊した場合、証明書は残りません。

データ消去証明書の見本と読み方をご覧ください。

よくある質問

Q. 認識しなくなったHDDのデータは消えていますか?

A. 消えていません。 認識しないのは制御基板やコネクタの問題であることが多く、記録面のデータは無事な場合がほとんどです。専門業者なら読み出せることもあります。必ず消去または破壊してください。

Q. フォーマットすれば安全ですか?

A. 「クイックフォーマット」では消えません。管理情報を書き換えるだけです。「通常のフォーマット」でも、方式によっては完全ではありません。確実を期すなら上書き消去か物理破壊を選んでください。

Q. 強力な磁石を近づければ消えますか?

A. 家庭用の磁石では効果がありません。専用の消磁装置(デガウサー)が必要ですが、SSDには効きません(磁気記録ではないため)。

Q. USBメモリやSDカードも同じですか?

A. 記録方式はSSDと同じ半導体です。上書きが効きにくいため、物理破壊が確実です。小さいので、ペンチで折る・砕くなどで対応できます。

Q. NASから取り出したHDDはどうすればいいですか?

A. 通常のHDDと同じ扱いです。ただし複数台構成(RAID)の場合、全台を処理してください。1台でも残るとデータが復元される可能性があります。

Q. 何台まで無料で回収してもらえますか?

A. 業者によります。BULLCOMでは台数制限を設けていません。まとめてお持ちください。

まとめ

  • 外付けHDD・SSDはPCリサイクル法の対象外(自治体ごみに出せる場合あり)
  • ただしデータ消去は必須
  • HDDは上書きが有効、SSDは上書きが効きにくい
  • 自分で壊すなら、記録部分(プラッタ/チップ)を確実に破壊する
  • ケガに注意(保護メガネ・手袋を着用)
  • 証明書が必要なら業者一択
  • 認識しないドライブもデータは残っている

「確実に消したい」「自分でやるのは不安」という場合は、無料で回収してくれる業者を利用するのが安全です。

外付けHDD・SSDの処分は BULLCOM へ

BULLCOMは神戸市西区の古物商許可業者(兵庫県公安委員会許可 第631500200039号)です。

  • 外付けHDD・SSDを無料で回収(台数制限なし)
  • データ消去は標準無料(NIST SP 800-88 / DoD 5220.22-M 準拠)
  • 物理破壊 4,000円/台、立会い 5,000円/台〜
  • 認識しない・故障したドライブも対応
  • 消去証明書の発行に対応(1,000円/台・5台以上は一律5,500円)
  • 持ち込み・宅配・出張(神戸市西区・明石市は出張無料)

パソコン・周辺機器とまとめてのご依頼も歓迎です。

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芦

この記事の著者

芦原 陽右BULLCOM 代表

兵庫県公安委員会許可 第631500200039号。神戸・明石でパソコン・IT機器の無料回収・データ消去サービスを提供。 2002年創業のITコンサルティング会社を運営し、個人から法人まで年間多数の機器を適正処理。

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